グラの部屋

はじめまして。グラと申します。自分の好きな事をこの場を通じて好き勝手に発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

With 雨キャンプ ー恐怖の体験ー 後編

 

「さぁ行こう この夏休み最後のキャンプへ。

 

そして最高の思い出作りに」

 

こんな乗りで長女の友達〇〇ちゃんの家族との初のグループキャンプ。

 

日中は何とか持ちこたえていた天候が、就寝時には一変、大雨と雷が・・・

 

今回はグループキャンプ後編になります。前編をまだ見てない方は是非ご覧ください。

 

 

ではここから後編です

 

私はキャンプ場の緊急電話先に相談した

 

私「すみません。今大雨と雷が鳴っているんですけど避難した方がいいですか?」

 

管理者「そうですね。あと1時間大雨が続くみたいです。車に避難した方がいいですね。エンジンは切って窓は閉めてやりすごしてください。開けていますと感電する危険があります」

 

私「わかりました。ありがとうございます」

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 私達家族と〇〇ちゃん家族のテントは近く、いびきやおならの音も聞こえる距離であ

 

る。しかしこの大雨で声が届かない。

 

すぐさま〇〇ちゃんのお母さんに電話をしてみる。

 

「トゥル トゥル トゥル トゥル 」「・・・・・・・・・・」

 

「トゥル トゥル トゥル トゥル 」「・・・・・・・・・・」

 

何回かかけても電話に出ない。雨の音で着信音も遮られているのか?

 

そうなるとこの大雨の中、外に出て〇〇ちゃんのテントまで行って避難するよう伝えな

 

ければ。そう意気込んでも外は怖いほどの大雨。何度もテントから出るのに躊躇した。

 

しかしこの緊急事態、早く〇〇ちゃん家族に伝えなければ・・・

 

思い切って外に出て〇〇ちゃん家族の寝ているテントへ駆け寄り声をかけた

 

私:「〇〇ちゃん 〇〇ちゃん 〇〇ちゃん 起きてますか?」

 

〇〇ちゃんのお父さん:「・・・・・・・」

 

私:「〇〇ちゃん 〇〇ちゃん 〇〇ちゃん 起きてますか?」

 

 

〇〇ちゃんのお父さん:「寝てます・・・・」

 

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え? え? え~?

 

大雨が降る中、頭や体が雨で濡れていたが少し頭を整理してみた。

 

返事を返してくれたのに「寝てます?」

 

〇〇ちゃんのお父さんこんな状態でも冗談がきついお方?

 

もしかして就寝中に私が起こしたから怒って「寝てます」と言った?

 

少し混乱したがもう一度自分で言った言葉を思い出してみた

 

「〇〇ちゃん 〇〇ちゃん 〇〇ちゃん 起きてますか?」

 

あっ 〇〇ちゃんって長女の友達の

 

名前じゃん。てかそりゃ~子供は寝てるわ

 

こっぱずかしいじゃんよ~

 

いやいやそんな事より今大事なのはそんな事じゃない。我に返り

 

私は〇〇ちゃんのお父さんに現在の天気予報と、キャンプ場のスタッフとのやり取りを

 

説明する。

 

すると〇〇ちゃんのお父さんも天気予報で状態を確認していたらしく、もう少しした

 

ら雨は少なると教えてくれた。そのような会話をしていたら若干雨は弱まり始めた。

 

もう少し様子をみてみます。また雨がひどくなるようなら避難しますとの事であった。

 

私も再び自分のテントに戻り嫁と天気予報をチェックする。雨は少しおさまった様子。

 

雨が弱まると少し警戒心が薄れる。私達ももう少しだけ様子みることにした。そして何

 

かあればすぐにでも車へ避難できるようにトランクス一枚からズボンとシャツを着た。

 

それから少し横になって目を閉じた。そうしてはっと目が覚めたらなんと朝だった。

 

昨日大雨と雷で緊張して疲れたのかいつの間にか寝ていた。

 

目が覚めてすぐ、あぁ良かった~何事もなく。そう思った。

 

そうして寝床から出てもう起きていた○○ちゃんのお父さんお母さんにおはようござい

 

ますと挨拶をした後、「昨日はどうもすみません。突然起こしてしまって」と言うと

 

○○ちゃんお母さんが「いやいや危険を知らせてくれてありがとうございます。昨日は

 

起こしてもらった時私は寝てました (*^-^)」

 

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寝てました?寝てました?

 

結構 結構 肝っ玉据わってますね。そう言いたかった。

 

そして子供達も昨晩のことは全く知らぬまま起きてきて早速近くにあるアスレチックで

 

遊びだした。大人たちは朝食の準備である。

 

朝食は私の希望でイギリスパン。そのパンにしっかりバターを塗り塗りしてトースター

 

で一番良いところでチンさせる。他にもスクランブルエッグやタコやズッキーニの炒め

 

の物。レタス、ハムのサラダ。

 

朝から食欲旺盛で最高でーす。

 

そんな具合でゆっくり食べ終わったら、小雨が降る中撤収作業が待っていた。

 

撤収が終わればゴミを捨てチェックアウト。このキャンプ場はゴミが捨てれるか

 

ら帰りはスッキリ。

 

そして、小雨が降っているので屋内の遊び場に移動。子供と一緒に走り回ったりボール

 

遊びで子供は髪やら体が汗びっしょ。よく遊ぶなぁーと感心。

 

そして遊んだあとはアイスを食べ解散となりました。

 

「ありがとうございました。楽しかったです。また一緒に行きましょうね。バイバイ」

 

ここで○○ちゃん家族とお別れをしました。

 

楽しい時間はあっという間。今回、日中は小雨が降ったりしたけど、屋内で楽しめるこ

 

とも多く、一時夜は身の危険を感じながらも、誰一人怪我することなく過ごせました。

 

長女も久しぶりに友達に会え楽しい時間を共に過ごし今回のテーマである

 

「さぁ行こう この夏休み最後のキャンプへ。

 

そして最高の思い出作りに」が達成できたと思います。

 

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そして〇〇ちゃんご家族へ一緒にキャンプに誘って下さってありがとうございました。

 

やっぱりキャンプっていいな~