キャンプ愛 前編 ーユートピアサイオトキャンプー
キャンプをこよなく愛するグラです。
広島県民ならユートピアサイオトと聞けばスキー場をイメージする人が多いのではない
でしょうか?
自分も学生時代からスノボをしによくスキー場に行ったものです。
最近はキャンプブームもあり、スキー場でもキャンプ場経営をされているところがあり
ます。そしてこの前キャンプ仲間からメールがきてユートピアサイオトでキャンプが出
来る事を知る事になったのです。
それならば行かない理由はどこにもない
というわけで今回、広島県にあるユートピアサイオトキャンプ場に遊びに行ったのでそ
ちらのレポートをしたいと思います。
キャンプ当日、天気予報は午前は曇り時々雨、午後からは曇りで降水確率0%だったの
で雨は降らないだろうと予測して、タープとコールマンツーリングドームLXと
コールマンツーリングドームSTを持ってキャンプ場へ向かいました。
朝はゆっくり起きて嫁のコーヒーをちょっと拝借してマーガリンをたっぷり塗った食
パンを食べ、ゆっくり家を出る。
行く道中、マックのハッピーセットを2個買って子供に食べさせ(子供はこれが嬉しい
ようです)キャンプ場に向かうのです。
そしてユートピアサイオトキャンプ場に近づくにつれ、なにやら怪しい雲が見える。
出発時には雨なんか降ってなかったんですが、とうとう着く前から小雨に変わってしま
って・・・・
状況は変わらずキャンプ場に到着。
嫁:雨か~運悪いね~ だから私が寒いしツールームの方がいいって言ったのに
家族みんな黙ったまま数分間は車の窓から外を眺めていました。
意を決して車から降りる。私だけ・・・だって雨が降ってるもん。
この時点で俺のキャンプやる気指数20%
すぐには受付けには行かないもんね~ってチューイングガムを噛み、時折大きなガム風
船を作る不良の態度で、サイトであるゲレンデを覗いた。
お!! 景色は良い。そしてもうすでに何組かのキャンパーがテントを張ってくつろい
でおられる。テントはツールームテントだったり。タープも大きく
「小雨くらいならへっちゃらですよ~。え?新参者さん?今日の天気は不安定で山の天
気は変わりやすいの知ってないんですか~?アハハ 今日はツールームでしょ」
って言わんばかり。嫁のかわいい顔が思い出され被害妄想や幻聴が聴こえてくるのです
私の今日のセレクトは雨が降らない予定で、タープとコールマンのツーリングドームLX
とコールマンのツーリングドームSTを持って来たものだからテンションも下がる。
なぜならコールマンのツーリングドームLXとコールマンのツーリングドームSTは対面が
メッシュになる為、晴れの暑い日にはメッシュにすると風通しがよく最高に良いんだけ
ど3シーズンテントでフライシートが短い。なので雨が降るとインナーテントの床やサ
イドが直接雨に触れてしまい、どうしても雨にあたり続けると水が滲んでしまう(タ
ープの下にテント入れれば全然平気です。いつも夏はタープ下でフライシートをかけず、両サイドをメッシュにして、上半身は裸、下はトランクス一枚で寝るスタイル)
★★★ちなみにこのコールマンのテント設営が一人でも簡単で、夏は涼しくて本当に重
宝してます
そして一通り全体をみて受付に向かいました。
私:すいません今日予約を取っている者なんですが・・・フリーサイトはどこになりま
すか?雨が降ってきましたね。ちょっと考えさせてもらってもいいですか?
スタッフ:いいですよ。急に降ってきましたね。雨が上がるといいですね
優しく感じの良いスタッフさんにフリーサイトや秘密のサイト、オートサイト、グラン
ピングのサイトなど全体の説明を受ける。
そしてもう一度サイトを確認し、車で待機している嫁と子供の所に戻ります。
当然小雨で私の髪やТシャツはしっとりとしている。いや濡れている。
やめる?私から嫁への第一声はこれだった。
嫁:そうなん?とりあえずトイレ行きたい。
おう おう トイレはタダだ。思い出で行っとけ。そう言いたかった。
そして小雨が降る中みんな外に出た。
トイレを済ませ、スタッフさんからの説明を受けた通り嫁に説明しながらサイトを案内
する。まだ小雨は続いている。子供は長靴を履いて楽しそうに歩いている。
私のやる気指数は0%に近い。これからも雨が降り続けるイメージでしかもツールーム
テントならまだしもタープで雨をしのぎ、寝るだけのテントがあるだけ。大人だけなら
構わないが、今回はちび助がいる。ずっと雨ならずっと外で遊ぶ事が出来ないのだ。
一通りサイトを見終わった後。また私がトドメの一撃を言う。
今日やめる? 家に帰って肉をフライパンで焼くイメージをしていた
嫁:雨あがるんじゃないん?ここまで来たんなら泊まったら?
私:雨が降ったら何もできないよ。タープの下にいるだけよ。風も吹いたら、タープ下
も狭まるし。撤収も俺じゃん
やる気 ゼロ 零 ZERO~である。もう一度スマホを開いて天気予報をみた。
出発する前より少し降水確率が上がっていた。今は雨が止んだが、またいつ降りだして
もいいくらい、黒い雲が空いっぱいに広がっている。
俺だって せっかくの休みで、家で過ごすのは嫌だよ~
俺だって 家族でキャンプする為に毎日仕事頑張ってるんだよ~
俺だって キャンプする為に生まれてきたんだよ~?
こんな思いで、あの憎っき黒い雲を睨みつけた。
さあどうする俺
決め手がないまま受付に入った。受付けの前まで行って嫁の顔をみた。
・・・・無言である。
正直キャンプせず家でダラダラ過ごす方が楽だったりもする。雨の中のテントの設営、
食事の準備、撤収・・・結構疲れるんだよね。そこまでして家族の為に俺は奴隷でいい
のか?
天気予報が外れて雨が降ったら最悪だ。タープ下で雨をしのぎ、もし風が吹いたら体も
濡れるだろう。風邪もひいちゃうよ~。子供は外で遊べないので、退屈ですぐにぐずる
だろう。雨が降ればそれは確実だ。
そして足取りは重いがいつの間にか受付のスタッフへ向かっていた。
もう時間はない。自分でもどうするか全く決めてない。
そして何も考えず無の状態で自分で何を言うかを賭けてみた。
そしてスタッフにこう囁いた・・・・
今回少し長くなったので話はここまで。果たして私はスタッフに何を告げたのか?
また後編も書きますので、もし良かったら次回もよろしくお願いします。
ではでは👋👋👋