With 雨キャンプ ー恐怖の体験ー 前編
ピピ ピピ ピピ ピピ ピノ?
8月21日土曜日 AM6:30 携帯の目覚ましが鳴った。
半目で携帯の目覚ましの停止ボタンではなくスヌーズを選択。何度かスヌーズを選択し
ながらもようやく大きく息を吸い込んで部屋の窓を開けた。
外はどんより曇り空。雨は降ってないが今にも降りそうな天気。路面は夜雨が降ったの
か濡れていた。今日のキャンプは大丈夫かと不安になるような天気である。
今日は長女の友達の〇〇ちゃんご家族と初の1泊のグループキャンプ。
前日、天候は良くない事は確認したうえで行くことを決定し、夕方には〇〇ちゃんご家
族と一緒に買い物に行った。
だから朝、どんよりの曇り空でも、気落ちせず行こう。
夜のうちにキャンプの荷物はまとめているので朝クーラーボックスに飲み物と食材を入
れたら車に積むだけでOK
目指すは広島県の備北オートビレッジ。 待ち合わせ時間は9:30
さぁ行こう この夏休み最後のキャンプへ。
そして最高の思い出作りに
車の中で「ドライフラワー」を熱唱。わからない歌詞は「ん~」で良い。
他にも子供が好きな歌や昔自分達が聞いていた歌を家族全員で大声で歌う。
なんか家族全員で真剣に恥じらいもなしに歌を歌うとすごく心地よい。
そして歌を歌っていると子供の成長や昔の自分を思い出して
なぜかじーんと胸に熱いものこみ上げ涙がでそうになる。
そんなこんなもありながら現地に到着。〇〇ちゃん家族にご対面。
「おはようございます 今日はよろしくお願いします」
気合を入れた挨拶の後、まずは受付で手続きをする。そしてちょっと緊張しながら今日
のスケジュールを相談し組み立てる。今は雨は降っていないが、いつ降ってもおかしく
ない天候。
本当なら自転車を借りてサイクリングしながら途中のアスレチックで遊びたいところで
はあったが、来る道中も少し雨が降って、アスレチックは濡れている。
なのでとりあえず備北丘陵公園の屋内イベントで竹の水鉄砲を作ることにした。私達大
人も竹の水鉄砲を作るのは初めてでこうやって竹の水鉄砲をつくるんだぁと感心した。
そして作った水鉄砲でみんなで遊ぶ。子供には良い体験が出来たと思う。
そしてちょうど昼くらいになり持参したお弁当をベンチで食べた。
食べた後は木工教室へ行き、木工雑貨のペンダントを作った。
楽しい時間はあっという間でいつの間にかチェックインの14時に近づきキャンプ場に
戻った。
ここからは大人の労働時間の始まり。キャンプで雨設営と雨撤収は道具や寝具、服も濡
れるから何とか避けたいが今回、設営時はなんとか雨は降らず設営できた。
設営後はちょっとゆっくりして近くのお風呂に入った。コロナの影響なのかサウナは使
用できなかったが、露天風呂もあり最高に気持ちがいい。疲れが抜けていく感じ。
子供は友達と入れて大はしゃぎ。そりゃ楽しいよね(*^-^*)
疲れを取りキャンプ場に戻って食事の用意を始める。そうするとぽつぽつと雨が降って
きた。 「やばいぞ」 先に花火をしよう。急いで花火ができる場所に行く。
願いが通じたのか、これまた何とか花火を楽しく最後まで遊ぶ事ができた。
花火の後はサイトに戻り、夕飯の準備。しばらくすると、いい臭いを漂わせてテーブル
にどーんと置かれたのは
ローストビーフ
こりゃうまいよ。〇〇ちゃんのお母さんが作ってくれたローストビーフ。てか私の家族
だけで行くときはこのような贅沢なものは出ないよな。味付けも焼き方もなにひとつ文
句ありません。ただただうまい。それだけ。おいしかった~
他にもタコ焼きもみんなで焼きながら熱々を頬張りながら、みたらし団子の豚肉巻き、
最後に焼きバナナチョコもおいしかった。
とここまでは良かった・・・・
その後ご飯も食べ終え少しゆっくりしていると、時折大粒の雨が降ってきて、タープに
も水がたまる。
そしておねむの良い時間にもなってきたのでお互いのテントで就寝することに。
そしてテントに入ってから数分すると、テントにあたる大粒の雨の音が次第に大き
くなる。そしてテント内から雷の光が見え、遅れてゴロゴロといいだす。
家にいる時も雷が近くで鳴ると怖いが屋外のテントの中で雷が聞こえると、とてつもな
く恐ろしい。
雨が止む気配はなくまだまだ強くなりツールームのリビングの床は水浸しになっている
個所もでてきた。
以前も書いたと思うがテントにあたる雨音も好きと言っていたが、楽しめる量ではない
尋常ではない量の雨がテントに吹き荒れ、テント内での会話も聞こえないほど。
今は 身の危険性と恐怖を感じる
若い頃の自分なら大雨だろうが雷が鳴っていようが落ちないないだろうと安易に考え避
難しようなんて思わないだろう。
でも今は大事な家族や知り合いに何かあったら取り返しがつかない。
携帯で天気予報のアメダスをチェック。今キャンプをしている場所は真っ赤であった。
すぐさまカッパに着替えて車の中に置いてある緊急連絡先が載っているファイルを取り
に車に行く。外に出ることすら恐ろしい。
そしてキャンプ場の緊急電話先に相談した
私「すみません。今大雨と雷が鳴っているんですけど避難した方がいいですか?」
管理者「そうですね。あと1時間大雨が続くみたいです。車に避難した方がいいですね。エンジンは切って窓は閉めてやりすごしてください。開けていますと感電する危険があります」
私「わかりました。ありがとうございます」
楽しいキャンプが一転 恐怖の状態へ
今回のブログは少し長くなったので、次回この続きを書こうと思います
このあと私たちはどうなったのでしょうか?
また次回も見て頂けるととうれしいです。ではではこの辺で・・・